その時の状況で変わる「やりたいこと」

  春が近づいているというのに、真冬のような寒さ。窓は案の定、結露していて外が見えません。

 さて、先日Kindleを購入したことを記事にしました。幸い現在も、毎日手放さず読書をすることができています。

 つい新しい本をポチッとしてしまうのが悪い癖です。読み切っていないのに。


 通勤時間が長いので、電車やバスで読むのが日常です。1時間もあるので、私にとってはなかなか貴重な時間です。

 一つ気づいたことがあります。それは、日によって読みたい時とそうでない時があることです。習慣づいてくると、同じ作業を繰り返すと思うのですが、私の場合日によってやりたいことが違ってくるのです。

 Kindleを買った当初は、毎日通勤時間に読んでいました。買った嬉しさと便利さのおかげだと思います。ですが今は、読む日もあればそうでない日もあります。

 自分を見つめ直して、その違いは何が原因なのかを考えてみました。


 昨日は、あまりKindleを読みませんでした。頭の中は仕事のことばかり。特に朝は、「今日はこれをやって、ただこれが心配で・・」などぐるぐるしていて読書どころではありませんでした。帰りも、1日の出来事を思い出しては、「今日はこれがよかったな」「今後どうしようかな」「あの時どうすればよかったかな」などなど、妄想に近いほど頭の中を巡っている状況でした。

 最近は仕事の忙しさが増して、考えることが多くなってきました。やりたいこと、やらなければならないことがいっぱいです。そうなると、読書をする気持ちになれないみたいなのです。考えを切り替えるためにと、カバンから取り出して読んでみるのですが、仕事のことがなかなか頭から離れず、集中できないのです。

 自分の中で、今解決したいこと、やりたいことがあると、そちらに集中してしまい、他のことに意識が向かなくなってしまう性分です。それもまた、三日坊主な性格につながっているのだと思います。それが決して悪いとは思っていません。読書は「しなければならない」ものではなくあくまで「やりたいこと」の一つだからです。読みたい時に読む。それでいいはずです。


 飽き性な性格も重なって、熱し易く冷め易い自分。その結果、やりたいことがたくさん出てきては、途中で投げ出してしまう。広く浅く、といったところです。それは、その時の自分の置かれた状況によるところが大きいのではないかとふと思いました。今自分の中で何が大切なのか、何を考えるべきなのかを無意識に判断して「やりたいこと」を決めている気がします。

 ただ勉強面に限っては、状況に左右されず継続していくことが求められます。「やりたいこと」に集中することに加えて、「常に触れておく」ことも継続できるようにするための工夫の一つとして大事だと思いました。仕事のことで頭がいっぱいでも、本を開いたり、テキストをめくってみたりと、それを続けることで、頭から離れないようにするのが良いと思います。

 

 最近、手帳に今自分がやっていることを書き出してみました。ブログ、読書、勉強、カメラ・・・手につけていないものがほとんどですが、たくさんあることに気づきました。やりたいことがない・・と困っていたくらいだったつい最近。今はちょっとでも手をつけてみることで、少しずつ前に進んでいます。「広く浅く」のデメリットは、上達に時間がかかり深みに気づけないことです。途中で止まってしまうので、できるようにならずに終わってしまうのです。手を出しても、身に付かずに終わってしまう。そうならないようにしたいものです。上達に時間がかかりますが、諦めずに少しずつやっていこうと思います。

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